コラム編集部
お断りするときも誠実に——投資家向けフィードバックの書き方
関心が続かないときの一文。起業家の次につながる、短く具体的なお断りの型を整理しました。

投資検討の途中で「今回は見送る」と判断することは珍しくありません。問題は、沈黙や曖昧な一文だけで終わらせてしまうことです。
本記事では、ともしび上の対話を前提に、誠実なお断りの書き方を整理します。
お断りで伝えてよいこと
- 関心した点 — 原体験や実証のどこに惹かれたか(一行でよい)
- 見送る理由 — 領域外、ステージ、関与の深さ、タイミングなど
- 次につながる一言 — 可能なら「この点が埋まれば再検討できる」
弱い例・強い例
弱い例: 今回は見送ります。また機会があれば。
強い例: 試験導入の継続率には共感しました。いまの私の上限額では調達レンジが合わず、今回は見送ります。単価と顧客獲得コストがもう一段見えたら、改めてお話ししたいです。
後者は、起業家が次に何を埋めるかの手がかりになります。
避けたい表現
- 人格や能力への一般論
- 「絶対に無理」といった断定
- 条件交渉のふりをしたお断り
お断りも対話の一部です。短く、具体的に、敬意を残す——それが、長く続く投資家としての習慣になります。
